2008年11月08日

金子選手


金子選手から、テレビに出るから見てとのメールが届きました。

しかし、見ることが出来なかった。

見た方から「金子選手大変だったんだね」って言われて
放送の内容がかなり良かったんだなぁって感じました。

私がジャンプに転向して、はじめの遠征が金子と同じ部屋で
同い年ということもあり、二人でオリンピック目指そうなって
誓いも立てました。

そして、トリノオリンピックの年、私もフィンランドにいました。
雪が降らず、私はロバニエミというまちから他の町に移動したとき
金子からロバニエミに入ったと連絡がありました。

彼はワールドカップメンバーではなく、合宿の為フィンランドに
入ったんですね。

そしたらすぐ、金子が怪我をしたという情報が入って
絶対安静で会えない状態。もしかしたら危ないという話も聞きました。

それから私は会いに行きませんでした。
何故かというと、会うのが怖かったからです。

元気になって復活してから会いたいと思ったのと
何やってんだよ!!という気持ちと
会っても悲しくなるという話を聞いていたから。

しかし、復活して、とうとうジャンプ台に顔を出すようになりました。
会ったときには私のことも覚えていたし(覚えていたふりかな!?)
なるべく笑わそうと思って冗談をたくさん言いました。
反応は今ひとつ。

彼のジャンプに対する姿勢は一途なもので
絶対復活すると私は信じていたので夢がかなって良かった。

金子の復活の優勝は秋田の国体。
絶対私は優勝できると思っていた。しかし、負けてしまった。
そして、その年、私は引退しました。

昨シーズン、彼が会社から引退通告を受け発表する前に
何度も私に連絡をくれました。
普通に働くってどんな感じなの?って内容が多かったかな。

私は「スキーと一緒だよ。目標を目指して計画立てて行くだけだよ」
「ただし、覚えることがたくさんあるから、最初はすごい大変。でも
何をやっても同じことが言えるから、つらいことを楽しめば大丈夫」
そんな感じで伝えました。

私生活でさえ、思い出さなければいけないことがあるのに
それプラス、仕事で覚えなければいけないことがあるっていうのは大変なことです。

金子にあらためて教えられたのは、忘れがちになっている普通に生活することの
ありがたさ、幸せ。

自分自身、病気にもなったし、あきらめなければならなかったこともあったけど、
そういう経験によって何気ない幸せを思い出させられる。

結構似た境遇だったのを金子も知っているからこそ、アドバイスしたときに
「ありがとうすげー参考になったよ」
と言ってもらえた。

なんだか、内容がめちゃくちゃだけど、同い年で戦えたこと
そして、いろいろ学ばさせてもらったことにありがとうを言いたい。

そして、お互いこれからを頑張ろう!!
posted by ichi at 16:16 | 雨 | Comment(3) | ブログ
この記事へのコメント
金子さんのドキュメンタリーは、私も観ましたよ。

おいそれと、言葉なんて掛けられない…

しかし、信じています。私の上司も、事故で同じ様な事になりました。

信じています。
Posted by おかん at 2008年11月10日 00:19
私もそのテレビ見ていませんが、
いいライバルだったんですね。
Posted by 宮口式記憶術 at 2008年11月11日 00:45
金子さんも一戸さんのような方が友達でいてとても幸せだと思います。
私は一戸さんも金子さんも本当に尊敬しています。
Posted by yumi at 2008年11月11日 13:52
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